ピクサー制作/ディズニー配給による「トイ・ストーリー」シリーズの最新作「トイ・ストーリー4」もいよいよ2019年7月12日より公開される「ピクサー」の実際のアニメーション制作の「鍵」となる8つの工程を通して学べるハンズオン展示「PIXARのひみつ展 -いのちを生み出すサイエンス-」が六本木ヒルズ展望台 東京シティビューにて2019年9月16日までアジア初上陸で開催中!
ピクサー・アニメーション・スタジオの映画が生み出す「技法と科学」を体験出来る展覧会「PIXAR のひみつ展 いのちを生み出すサイエンス」は、モデリングやリギング、アニメーションといった専門的な知識や技術を、「トイ・ストーリー」や「ファインディング・ニモ」など「PIXARアニメーション」の人気キャラクターを使って体験することができる大人はもちろんの事、お子様の自由研究などにもお勧めの展覧会。
この夏、ピクサー作品の魅力を紐解く「PIXARのひみつ展」お見逃しなく。
利用方法は入場チケット購入制(前売り券はローソン・セブンチケット)、開催期間は2019年4月13日〜9月16日まで!
また、トイ・ストーリー4の公開を記念したコラボカフェ「トイ・ストーリー4 in OH MY CAFE TOKYO」が2019年7月20日より開催!昔から「トイ・ストーリー」シリーズが好きだった方も「トイ・ストーリー4」を観て好きになった方も今年の夏は映画を見た感動を「トイ・ストーリー4」 in OH MY CAFEで語り合ってみよう。
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PIXARのひみつ展 in 六本木ヒルズ展望台 東京シティビューのイベント内容
世界で150万人を魅了した展覧会「PIXARのひみつ展」が六本木ヒルズ展望台にてアジア初上陸中!PIXARのひみつ展ではピクサー・アニメーション・スタジオの映画を生み出す「技法と科学」に迫る展覧会。実際のアニメーション制作のカギとなる8つの工程を通してPIXAR アニメーションを支える科学について学べるハンズオン展示!
モデリング – デジタルスカルプティングで3Dモデルをつくる
キャラクターデザインはアーティストがスケッチを描き、マケットと呼ばれる粘土模型でキャラクターの特徴を把握することから始まります。
次にデジタルモデラーがマケットをデジタルスキャンするなどしてバーチャル3Dモデルにします。点と点をつないだ「デジタルワイヤーフレーム」になった最終の状態を「3Dモデル」と呼びます。
© Michael Malyszko
リギング – デジタルリグで動く
キャラクターに仮想の骨や関節、筋肉をつくるのがリガーの仕事。
例えば、腿を上げたときに膝が自然に曲がるように「リグ」でキャラクターの体の「パーツの動作」を決めます。
アニメーターがキャラクターのポーズを簡単かつ効率的につくるには、リグの数・場所・曲がる角度などが適切につくられている必要があります。
© Michael Malyszko
サーフェイス – 表面の見え方は、フォルムづくりとは別に行われる
物の見え方は、ストーリーそのもの。素材は何か。新品か、古びているか。手入れされているか、放置されたままか。
バーチャル3Dモデルができると、サーフェイシングアーティストは「シェーダー」と呼ばれるコンピュータープログラムでその表面を加工します。シェーダーが物に当たる光の散乱方法を調整する事で、表面を光沢ある透明なガラスのようにも、鈍色でザラザラの錆びたようにも表現できます。
© Nicolaus Czarnecki
セット&カメラ – バーチャルカメラで3Dの世界を覗いてみよう
映画に必要な物はキャラクターだけではありません。ストーリーボードに描かれたイメージをリアルな世界に変えるには、小石・木・建物などシーンに合ったセットが重要です。
セットデザイナーの役目は、フレーム内でのセットの見え方を検証し、ストーリーの文脈や背景、情感を伝える事です。彼らは建築家のように地面から仮想世界を構築していきます。
カメラアーティストはバーチャルカメラを使って、ストーリーが伝わる構図、カメラの動き、レンズの種類を選択し、スクリーンに映し出される物を形にしていきます。
© Nicolaus Czarnecki
アニメーションは演技である
ピクサーのアニメーターがキャラクターに演技をつけることでシーンに躍動感が生まれ、ストーリーに生命が吹き込まれます。まず、動きの中でポイントとなる位置を区切る「キー・フレーム」をつくる事から始めます。
次にコンピューター・プログラムでキー・フレーム間の動きを描写し、アニメーターが望む感情をキャラクターに表現させます。
© Nicolaus Czarnecki
シミュレーション – コンピューター・プログラムで動きを自動化する
キャラクターの髪の毛・毛皮・衣類が本物のように動くようプログラミングするのがシミュレーションプログラマーの仕事です。
プログラミングの情報量と技術的制限、シミュレーションを起動する際にかかる時間との間でバランスを取りながら、火や水のような「自然現象の物理法則」を作品の世界観を基に設定することから取り掛かります。
© Nicolaus Czarnecki
ライティング – バーチャル照明が雰囲気とリアリティを引き立てる
照明効果はストーリー上で不可欠な要素です。観客の視線を誘導し、情感あふれるシーン表現の役割も担います。
光の色や位置、明るさなど、照明効果に求められる要素はプログラムされており、照明デザイナーがコンピューター上でバーチャル照明をつくります。
© Michael Malyszko
レンダリング – バーチャルな3Dシーンを2Dイメージ画像に変換する
ここまでの工程でバーチャル上でのシーンは完成します。
キャラクターには影とポーズがつけられ、照明とカメラは所定の位置にセットされ、シミュレーション効果の準備も整いました。
ここからは最終的な映像へと仕上げるレンダリングの工程に入ります。ピクサーは各工程を低解像度で進め、最終段階で高解像度のレンダリングを行い、効率的に作品を完成させていきます。
© Nicolaus Czarnecki
PIXARのひみつ展 in 六本木ヒルズ展望台 東京シティビューのグッズ
PIXARのひみつ展に併設されるグッズショップでは、ここでしか手に入らないアイテムが多数登場!
グッズラインナップ
PIXARのひみつ展 in 六本木ヒルズ展望台 東京シティビューのイベント開催概要
公式サイト | 特設ページ |
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開催場所 | 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー (六本木ヒルズ森タワー52階) |
開催期間 | 2019年4月13日~9月16日 ※会期中無休 |
営業時間 | 10:00~22:00 (最終入場 21:30) |
住所 | 〒106-0032 東京都港区六本木6丁目10-1 |
アクセス・地図 | Googleマップで見る
■電車 ■バス |
お問い合わせ | 03-6406-6652 |
入店・利用方法 | 入場チケット購入制 |
前売り券 | 【オリジナルグッズ付きプレミアム前売り券】1,800円
■ローソンチケット ■セブンチケット 【前売券】1,500円 ■ローソンチケット ■セブンチケット |
当日券 | 一般 1,800円 / 学生(高校生・大学生) 1,200円 / 子供(4歳~中学生) 600円 シニア(65歳以上) 1,500円 販売:六本木ヒルズ森タワー3階 チケットカウンター ※障がい者手帳をお持ちの方とその介助者(1名まで)は、当日料金の半額となります。 |
関連リンク | ピクサー/ディズニー最新作「トイ・ストーリー4」公式サイト |
詳細は公式サイトをご確認ください。
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