「MONSTERS」ボイスコミック 9月6日より前編配信! キャスト情報も!

「MONSTERS」ボイスコミック 9月6日より前編配信! キャスト情報も!

大人気漫画「ONE PIECE (ワンピース)」の作者・尾田栄一郎先生による伝説の読切作品「MONSTERS (モンスターズ)」のボイスコミック前編が2021年9月6日16時よりYouTubeにて配信スタート!

「ワンピース」100巻 & アニメ1000話達成を記念する一大企画「お宝プロジェクト」の一環として制作されたこのボイスコミックの配信に先駆け、リューマ・フレア・シラノなどメインキャラクターのキャスト情報が解禁され、豪華声優陣からのコメントも到着した。

現在連載中のワノ国編にも関係する“ある大剣豪”の物語、「MONSTERS」のボイスコミックは、前編が2021年9月6日16時より、後編が2021年9月17日より配信開始!


ボイスコミック「MONSTERS (モンスターズ)」キャストのコメント

ボイスコミック「MONSTERS」でメインキャラクターたちの声を担当した細谷佳正さん・坂本真綾さん・大塚芳忠さん・松岡禎丞さん・寺島拓篤さんからのコメントが到着!

※コメントには「MONSTERS」本編の内容に関わることも含まれておりますため、ネタバレにご注意ください。

【リューマ】役 – 細谷佳正さんのコメント


ご自身が演じたキャラクターについて印象など教えてください。

軽やかな空気をまとっていて、自分が強いという事にいい意味で自覚がないので、
それを誇示する事がないのだろうな、という印象を受けました。
少年漫画の主人公の雰囲気があると言うと、言葉が適切かはわからないけれど、
いつまでも『挑戦者』というか、まだ完成をしていない途中の人、という感じがしました。

この作品の印象に残ったシーン、セリフなどがあれば教えてください。

『もう死のうなんて考えるな 楽しくないらしいぞ 死んだら』

このシーンを原作で読んだ時に、計り知れないような数の修羅場というか、
過去の経験がリューマにはあるのかも知れない、と感じました。
サラッと言っているシーンのように個人的には感じられたので、それが余計に
過去の経験の凄さを物語っているような気がしました。

この物語は尾田さんが「見開きで竜を斬りたかった」という衝動から生まれた作品ですが、
細谷さんが「衝動からこんなことをしてしまった!!」というエピソードがあれば、お伺いしたいです。

衝動を抑えられなかったり、感情に任せて後先考えず何かをしてしまう事が、
大人になってからは無くなったので面白い話はできないのですが、子供の頃の話も、
文字にすると大袈裟な感じになるので、やめておこうと思います。
面白くはない話ですが、若い頃は衝動や感情を抑える事は、演者になろうとしている
自分にとってはするべきではない、と何故だか思って生きていました。

2021年9月3日(金)にコミックス100巻が発売された『ONE PIECE』に向けて、お祝いのコメントをお願いします!

個人的な話になってしまうのですが、一つの事を続けるという事は、歳を重ねるほど
難しくなっていくのではないか? と思っています。
沢山の人間に愛されるクオリティーを維持して、モチベーションを維持して、
アイディアを枯渇させる事なく、それを長く続けていくとなると、本当に至難の技だなと。
コミックスが100巻となると、連載は何年していらっしゃるのだろう? と。
改めて考えていくと、本当に凄すぎる事に敬服いたしました。
ほとんど全ての人が『ONE PIECE』を当たり前に知っていて…凄い作品だなと思っています。

【フレア】役 – 坂本真綾さんのコメント


ご自身が演じたキャラクターについて印象など教えてください。

最初は、フレアのことを「みんなに好かれる、すごい明るくて、元気な賢い子」という印象で読み始めていたのですが、読み進めるうちに、実はずっといろんなことを抱えて生きていた子で、若いのに人一倍経験をしてきて全部それを飲み込んで生きてきた、強い女性なんだと気づきました。

この作品の印象に残ったシーン、セリフなどがあれば教えてください。

視聴者の方は「ボイスコミック」を観る際に、漫画の絵と照らし合わせながら音声も楽しまれているのではないかと思います。だからこそ大きなフォントやふきだしの力強さだったりとか、そういう漫画作品内のテンションと私の音声とが合致していないと、観ていて気持ち悪く感じてしまうのではないかと思いました。自分が普通に読者として読んでいる時とまたちょっと感覚が違うんだなあと感じましたし、「絵に描いてあることを忠実に声にするとどうなるんだろう?」と考えながら演じるのが、すごく難しかったです。

特に泣きのシーン。フレアの心の底からの慟哭によってリューマが行動を起こすことにつながる大事なシーンなんですけど、作中でフレアの泣きのシーンはセリフなどがなく、わかるのは表情と泣き叫ぶ声のみ。だからこそこのシーンは解釈がいろいろできるだろうし、読者のみなさんのなかに聞こえる音声がそれぞれあると思ったので、演じるのが難しかったです。彼女の心の声がリューマに届くことが物語のキーになるので、そういう意味でも、とても印象的な場面でしたね。

自分のセリフじゃないところで言えば、リューマの「何を守ったかで価値が決まる」というセリフはいいなあと思いました。

泣き出す前は、気丈にふるまっていたフレアも印象的でした。このギャップを坂本さんはどう演じられたのでしょうか?

漫画を読んでいてこのシーンを最初に見た時は、彼女の心情をセリフどおり受け止めちゃったんですね。「落ち込んでいる暇はない!」という彼女を見て、「なんて強い人なんだろう! でも確かにそうだよな、前を向かなきゃいけないよな」と思いましたが、次のページでは涙を流していて、私もすっかり騙されてしまったというか(笑)。

だから演技の上で「本当は落ち込んでるんだけど、元気でやってます」と強がっているような雰囲気を出すのはやめて、なるべく冷静に彼女の揺れる心を出さずに演じました。ここも難しいところでしたね。フレアって髪で隠れて表情が見えないところもあるんですけど、そういった場面もいかようにも彼女の心情を解釈できますから。

2021年9月3日(金)にコミックス100巻が発売された『ONE PIECE』に向けて、お祝いのコメントをお願いします!

本当に想像を絶する長い年月のなか、ずっと締め切りと戦うってどんな気持ちなんだろう…! 漫画家さんって本当に大変なお仕事だと思っていて、読者の皆さんの期待にずっと応え続けたり、新しいことにどんどんチャレンジし続けていたり…そういうことを想像すると、ここまでの道のり全部に拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。まだまだきっと終わりなき旅だと思います。これからも描きたいものが生まれ続けるのかなと思いますので、引き続き応援しています。

【シラノ / ドラゴン役】役 – 大塚芳忠さんのコメント


ご自身が演じたキャラクターについて印象など教えてください。

見事な裏切りと残酷な真実。
シラノは演じていて大興奮の悪役でした!

もう1役演じさせて頂いたドラゴンはある意味主役ですね。
唸りと咆哮だけで様々な動きを想像しながら喉の限界ギリギリまでやりました。
こちらも楽しんでほしいですね。

この作品の印象に残ったシーン、セリフなどがあれば教えてください。

シラノがフレアを抱きかかえて出てくる過去回想シーン。
「この子を助けるだけで精一杯だった!」
のあとの、「あたくし実は悪者なんです~」の大笑い。
この落差すごいですよね…。

尾田栄一郎作品の出演としては、『ONE PIECE』のモンブラン・ノーランド、ゼット役以来となりますが、今回の収録で、意識した点などはありますでしょうか?

ノーランドとゼットを演じてから10年以上経っているのですね…。
また尾田先生の作品に関わることが出来て本当に嬉しく思いました。
今回の収録は再び呼んでいただいた喜びを胸に、熱い思いを込めて臨ませていただきました。

2021年9月3日(金)にコミックス100巻が発売された『ONE PIECE』に向けて、お祝いのコメントをお願いします!

コミックス100巻発売おめでとうございます。
『ONE PIECE』は日本の文化であり、世界の宝だと思っております。
どうかこれからも末永く尾田ワールドが続きますよう、心から祈っております。

【ディーアール】役 – 松岡禎丞さんのコメント


ご自身が演じたキャラクターについて印象など教えていただければ幸いです。

ディーアールは気持ちいいぐらいのクズでしたね!(笑) ただ尾田先生の描かれる世界観というのもあるんですけど、悪役が悪役らしく見えないというか。作品の内容は かなり重い話なんですけど、ディーアールはどこか憎めないところもあって、それは尾田先生の作品の魅力の一つかと思います。とにかく悪いヤツとして演じることもできたのですが、それだと世界観的に合わないなと最初に感じたので、色々考えた結果、今回の演技の形になりました。

この作品の印象に残ったシーン、セリフなどがあれば教えてください。

ディーアールが物語後半のあるシーンで「焼き尽くせェェ!!!!燃やしちまえェ!!」という悪役のテンプレみたいなセリフを言うのですが、自分の人生のなかでそういうセリフを言うことがなったので、新鮮でしたね(笑)。あまり言わないんですよね、こういう命令系のセリフ。あと最後の命乞いも見苦しかったですね! 「俺が死んだらわかっているよな!?」っていう。
ディーアールが本性を明らかにした時は、とっても〝悪〟なんだけど、なんか楽しそうだなって思いました(笑)。胸クソ悪いという感じが、なぜかしないんですよね。

『ONE PIECE』で一番好きなエピソードはありますか?

アーロンパーク編ですね! ナミの話がつらすぎるんですけど、ラストでルフィがキレて、塔を上からブチ抜くじゃないですか。本当にあのシーンはスカっとしますね。今思い出してもウルウルしちゃいます。

今回ディーアールを演じる上で、意識されたり、参考にした『ONE PIECE』のキャラクターはいましたか?

千葉繁さん(バギー)が頭にチラつきました(笑)。

2021年9月3日(金)にコミックス100巻が発売された『ONE PIECE』に向けて、お祝いのコメントをお願いします!

まずは100巻発売、おめでとうございます。100巻というのは並々ならぬ努力の結晶だと思います。そうそう「100巻」って聞かないですからね。
コミックスを昔から読ませていただいているのですが、読んでいるとすごく魂を揺さぶられるし、どの話も泣いてしまうことが多いです。何度読み返しても泣けてしまう、そしてルフィがカッコよすぎる! ルフィがブチ切れるところが本当にカッコイイなって思うんですよ。『ONE PIECE』は僕が子供の頃から連載していて、最初に読んでいた頃は「〝偉大なる航路(グランドライン)〟を越えたら物語は終わるのでは?」とも思っていましたが、実際はさらに物語が展開して、ここまで長く続いているのは本当に素晴らしいことだと思います。今後の展開も読者の皆さんは待っていると思いますし、尾田先生もご体調には気を付けて、描き続けていただけたらと思います。

【マスター】役 – 寺島拓篤さんのコメント


ご自身が演じたキャラクターについて印象など教えてください。

尾田先生の作品、特に『ONE PIECE』はそうだと思うんですけど、主人公やメインで戦っている人以外の人達がストーリーテラー的な役割を担っていることが多いなと感じていました。今回の『MONSTERS』で言えば、マスターがそのポジションだと思うので、「逆に重要だぞ!」と思いましたね。印象的なセリフや役割があるので、ただのナレーションになってしまうのではなく、生きた人間の語りとして聞こえるようにしなければ、と台本を読みながら考えていました。

この作品の印象に残ったシーン、セリフなどがあれば教えてください。

シラノさんの本性がわかるくだりですね。尾田先生が描く悪人の生き方っていうのは、この頃から貫かれているものがあるんだと感じましたね。善いこと・悪いこと、正しいこと・そうじゃないこと、その線引きが尾田先生の中であるのではないかと。シラノさんは全くもって褒められる人間ではないですし、とんでもない悪人なんですけど、「こういう生き方もあるんだ」とハッとさせられましたね。もちろん「それで何が楽しいんだろう?」とその生き方に同意はしないのですが、善いことをするだけじゃない人間、その描かれ方に、すごさを感じました。

『ONE PIECE』で一番好きなエピソードはありますか?

悩みますね~! どれも泣けるし胸が熱くなるものが多いんですが、一番印象深いのはルフィが〝ギア2〟を披露したシーンですね。見た瞬間「すっごいカッコイイ!!」と思いました! あのルフィの構えのポーズとか赤くなる体とか、ああいう「進化」をすると思っていなかったので驚きました。いわゆる変身のようなものはロギア系の能力者にしかできないと思っていたら、ルフィが〝ギア2〟を身につけてきたので、バトルの見せ方が広がったなあと。CP9の戦い方もそうですね。これまでは悪魔の実の能力だけでもすごかったのに、武術において新たな面がいろいろ描かれて、バトル漫画としての奥深さを感じました。

『ONE PIECE』で一番好きなキャラクターはいますか?

これまたすごく悩みますね~絞り切れない。みなさん、人気投票の時はいつもどうしているんですかね?(笑)。好きなキャラクターとは違うんですけど、クロの眼鏡の上げ方をマネしてしまうことは時々あります。上げにくいんですけどね(笑)。

好きなキャラクターは…バギーですかね。初期から登場しているキャラクターですし、ロジャー海賊団にいたというめちゃくちゃキーとなるキャラクターなのにコミカルな要員でもあり、一人だけ特殊な役割を持ったキャラクターで興味深いなと。

麦わらの一味の中だと…サンジかな。僕ら世代の男の憧れでもあるんですよ。普段は女性にだらしないけど、やる時はやる! みたいな。海上レストラン「バラティエ」のエピソードが大好きなんですけど、「くそお世話になりました!!!」とか、そういうセリフの言葉遣いとか感情表現の描かれ方って、今でもすごいなと思います。

2021年9月3日(金)にコミックス100巻が発売された『ONE PIECE』に向けて、お祝いのコメントをお願いします!

『ONE PIECE』連載開始から読んでいて、壮大な冒険物語なんだということを常々感じながらも、100巻まで続くとは正直思ってもいませんでした! 本当にすごいことだと思います。「100」っていう数字は僕らからしてみればとても大きな区切りのように思えますが、『ONE PIECE』にとってはただの通過点なのかと思うと、あらためて〝偉大なる航路(グランドライン)〟すげぇなって (笑)。〝永久指針(エターナルポース)〟が指す方向は、本当に〝永久(エターナル)〟なんじゃないかっていうくらい、冒険はどこまで続いていくのでしょうか…。その行く末は、日本に限らず世界中の人達が楽しみにしていると思います。
〝ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)〟って一体なんなんだろうって僕もよく考えます。初期から登場していたコビーのようなルフィ達を取り巻く人々が、賞金も上がり名を上げていくルフィ達を見つめるのと同じように、読者としてこれからも見守っていきたいと思います。100巻おめでとうございます。これからのみんなの活躍も応援しています。

「MONSTERS(モンスターズ)」ボイスコミックの配信概要


「MONSTERS(モンスターズ)」ボイスコミック
公式サイト 特設ページ
配信 YouTube ジャンプチャンネル
配信開始日時 【前編】2021年9月6日16時〜
【後編】2021年9月7日16時〜
著者 尾田栄一郎
キャスト リューマ : 細谷佳正
フレア : 坂本真綾
シラノ / ドラゴン : 大塚芳忠
ディーアール : 松岡禎丞
マスター : 寺島拓篤
関連リンク 「ONE PIECE」公式サイト

ONE PIECE (ワンピース) 記念すべき第100巻 9月3日発売!

尾田栄一郎先生による大人気漫画「ONE PIECE」(ワンピース)の記念すべき第100巻は、コミックス版が2021年9月3日、デジタル版が10月4日より発売! (第100巻の詳細はこちら)


ONE PIECE (ワンピース)最新刊 第100巻
関連リンクサイト 尾田栄一郎「ONE PIECE」第100巻の詳細情報
発売日 【コミック版】2021年9月3日
【デジタル版】2021年10月4日
著者 尾田栄一郎
掲載誌 週刊少年ジャンプ (集英社)

ワンピース × 蜷川実花 × RADWIMPS 「WE ARE ONE」

「ONE PIECE」(ワンピース) の記念すべき原作コミックス第100巻到達と、TVアニメ「ONE PIECE」が11月21日に1,000話達成を記念して、蜷川実花さん監督による全5編の映像作品「WE ARE ONE」が、2021年8月30日より5日連続で公開される。(ONE PIECE「WE ARE ONE」の詳細はこちら)



詳細は公式サイトをご確認ください。
※ 記事の情報が古い場合がありますのでお手数ですが公式サイトの情報をご確認お願いいたします。

©尾田栄一郎/集英社

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