2016年に「野間児童文芸賞」を受賞した、「柏葉幸子」先生の小説を原作とする劇場版アニメ「岬のマヨイガ」が2021年8月27日公開!
「岬のマヨイガ」は、東日本大震災の被災地を舞台としたアニメ3作品を制作する「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」のうちの1作。
監督は「のんのんびより」などで知られる「宮内優里」監督、アニメーション制作は「ジョジョの奇妙な冒険」などでおなじみの「david production」が担当!
主人公・ユイ役には芦田愛菜さんが抜擢! キャスト・スタッフコメントも到着しました。
映画「岬のマヨイガ」は、2021年8月27日より全国ロードショー!!
記事内ナビゲーション
劇場版「岬のマヨイガ」- いつから?
劇場版「岬のマヨイガ」は2021年8月27日より映画上映スタート!
劇場版「岬のマヨイガ」- PV・イントロダクション
イントロダクション
居るべき場所を見失った17才の少女と声を失った8歳の女の子がたどりついたのは、懐かしくてすこしふしぎな伝説の家《マヨイガ》でした――。
居場所を失った17歳の少女・ユイ。
彼女が辿り着いたのは、どこか懐かしさと共に温かみを感じさせる、海の見える古民家“マヨイガ”だった。
それは、“訪れた人をもてなす家”という岩手県に伝わるふしぎな伝説。
血のつながりがない新しい家族たちとの、ふしぎだけど温かい共同生活が、新しい居場所“岬のマヨイガ”で紡がれていく。
「魔女の宅急便」をはじめとした歴代受賞作でも知られる野間児童文芸賞を受賞した「岬のマヨイガ」を原作に、主人公・ユイを演じるのは自らも17歳になる国民的女優・芦田愛菜。
心が優しく包み込まれる、ノスタルジック・ファンタジーがいま始まる――。
ストーリー
ある事情で家を出てきた17歳のユイと、両親を事故で亡くしたショックで声を失った8歳のひより。
居場所を失った二人は、ふしぎなおばあちゃん・キワさんと出会い、海を見下ろす岬に建つふしぎな古民家“マヨイガ”に住むことに。
なりゆきでキワさんに着いて来てしまった二人だったが、訪れた人をもてなす伝説の家“マヨイガ”、そしてキワさんの温もりに触れ、それぞれ傷ついた心は次第に解きほぐされていく。
そんなある日、キワさんを訪ねて“ふしぎっと”と呼ばれる優しい妖怪たちがやって来て――
劇場版「岬のマヨイガ」- キャラクター・キャスト情報
主人公の「ユイ」役に芦田愛菜さんが抜擢! メインキャラクター情報も公開されました!
キャラクター紹介
劇場版「岬のマヨイガ」- キャスト / スタッフコメント
【ユイ】役 – 芦田愛菜さん
【川面真也監督】
おいしいごはんと、隣にいる人の笑顔。
いい香りのお茶と、楽しい会話。
家族という言葉に縛られない、あたたかなつながり。
『岬のマヨイガ』はその心地よさを必要とする人たちが出会う家です。
疲弊した心に弾力をつけて、自立へと踏み出す場所です。
ぜひ劇場で柔らかな風景と音楽に包まれて、彼女たちと一緒にマヨイガへと足を踏み入れてみてください。
【脚本】 – 吉田玲子さん
今に迷い、未来に迷い、過去にも迷いを残しながら、人は生きているのかもしれません。
原作を拝読し、そんなことを考えました。
迷いながらも、ここから始めたい……ここに戻ってきたいと思える、家のような作品になればと思っております。
久慈暁子アナウンサー
鮮やかな緑の中の大きな茅葺き屋根の家。
土間に靴を脱ぎ捨て、畳の上で寝そべる少女に、
岩手出身である自分の姿を重ねました。
まるで草の香りや川のせせらぎまで聞こえてくるようです。
様々な伝説が生活の中に溶け込み、
私たちを優しく包み込んでくれる岩手の自然を舞台にした作品の
PVナレーションを担当させていただき、
とても嬉しく思っています。
岩手県大槌町 平野公三町長
本作の設定では、登場する町のモデルのひとつに当町を選定いただきまして、たいへん感謝申し上げますと共に、多彩なキャラクターの躍動が心から楽しみです。当町は全力で『岬のマヨイガ』を応援いたします! この町のどこかのマヨイガに、キャラクター達の声が聞こえています。
【フジテレビアニメ開発部】 – 「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」高瀬透子統括プロデューサー
2016年にこのプロジェクトをスタートさせましたが、すばらしいクリエイターやパートナーの方々に本取り組みの企画主旨にご賛同頂き、いよいよ来年、震災から10年という節目の年に世に出せることになりました。それぞれメインスタッフは舞台となった地を足しげく訪れ、当地の見どころ、魅力に触れて、作品を見て頂いた方々にその良さをお伝えしたいという思いで取り組んでおります。今後三作品通しての施策や取り組みも進めていきたいと思っていますので、ぜひご期待いただければと存じます。
【キャラクターデザイン原案】 – 賀茂川さん
彼女たちはどんな洋服や靴が好きなんだろう。とはいえ大変な時だったから、格好まで気が回らないかも? あるいはファッションに全然興味なかったらどうしよう。いやさすがにそれは失礼か。
ファッションやデザインは心を豊かにすると思っています。大変な時だからこそ、ちゃんと彼女たちの好きなものを用意してあげたかった。
ファッションはキャラクター原案の一部に過ぎませんがぜひ各キャラクターを足先まで御覧ください。
【音楽】 – 宮内優里さん
不思議や不安がいっぱいで、生きづらさも時折感じる今の世の中。劇中のキャラクターたちが、不思議はやわらかく、不安はしっかりと受け止めて逞しく前に進んでいく姿に、音楽を作りながら背中を押してもらったような気がします。
あらすじに「ふしぎだけどあたたかい」という言葉がありますが、ふしぎなものというのは、とってもあたたかいものなのかもしれません。
ぜひ劇場で、ふしぎなあたたかさを感じてみてほしいです。
【岩手県知事】 – 達増拓也さん
私が演じた小鎚川の河童は、のんびりとしたキャラクターで、自然体で演じることができたと思います。岩手県は、映画に登場するマヨイガや、私が演じた河童をはじめとした妖怪文化が根付いています。映画では、その不思議な世界が、岩手の豊かな海や山の景色とともに美しい映像で描かれていますので、たくさんの方にご覧いただき、岩手の魅力を感じてほしいと思います。
劇場版「岬のマヨイガ」の映画上映情報
公式サイト | 映画「岬のマヨイガ」特設サイト |
---|---|
上映劇場一覧 | 未発表 |
上映開始日 | 2021年8月27日 |
キャスト | ユイ : 芦田愛菜 |
スタッフ | 原作 : 柏葉幸子「岬のマヨイガ」(講談社刊) 監督 : 川面真也 脚本 : 吉田玲子 キャラクターデザイン原案 : 賀茂川 音楽 : 宮内優里 制作 : david production 製作 : 「岬のマヨイガ」製作委員会 配給 : アニプレックス |
関連リンク | 劇場版「岬のマヨイガ」公式Twitter |
「岬のマヨイガ」2021年8月27日ロードショー
詳細は公式サイトをご確認ください。
※ 記事の情報が古い場合がありますのでお手数ですが公式サイトの情報をご確認をお願いいたします。尚、当日の混雑状況などは公式Twitterをご確認お願いいたします。
© 柏葉幸子・講談社/2021「岬のマヨイガ」製作委員会