藤本タツキ先生原作、押山清高監督が手掛け第34回日本映画批評家大賞 アニメーション作品賞を受賞した映画『ルックバック』の展示会が、2026年1月16日〜3月29日まで東京・麻布台ヒルズギャラリーにて開催。
アニメ「ルックバック」展示会『劇場アニメ ルックバック展―押山清高 線の感情』では、押山監督が自ら監修を務める本展示会では、作画の過程や制作の裏側に迫る展示が実施される。
チケット情報などは今後、公式サイトやSNSなどにて発表予定。
ルックバック 展 in 麻布台ヒルズギャラリー 押山監督のコメント
映画『ルックバック』は、抗いようがない時代の変化に対する問いであり、生存戦略でした。
AIが絵をはじめ、あらゆるものを生成できる今、なぜ人は、それでも描くことをやめないのか。
その問いに、自分の線で答えようとした作品です。
今回の映画では、藤本タツキさんの原作をお借りし、“描くこと”について、アニメーションならではの表現を模索できたのは幸運でした。
私はテクノロジーを否定するつもりはありません。
その力を認めたうえで、それでも描くことを選ぶ人間の衝動や不器用さにこそ、作品の本質があり、残す意味があると信じています。
『ルックバック』は、私なりのクリエイター賛歌であり、人間賛歌です。
この展示は、完成した映画の記録ではなく、描かれたもの、描かれなかったもの、その過程でこぼれ落ちた感情や思考の痕跡を今の時代にこそ可視化する試みです。
アニメやマンガは、先人の飽くなき探求が積み重なった集合知に支えられています。
本作もまたその流れの中にあり、私たちは時間をかけ、間違えながら、さまざまな感情で線を引き続けています。
描くとは、思考の累積であり、身体そのものの表現です。
その線には“描いた人”のすべてが宿ります。
この展示が、「人が絵を描くとは何か」をあらためて問う機会になればと思います。
ルックバック 展 in 麻布台ヒルズギャラリー 2026年1月16日より開催!
© 藤本タツキ/集英社 © 2024「ルックバック」製作委員会
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