芥見下々先生による人気漫画「呪術廻戦」にて描かれている人類を次のステージへと引き上げるべく画策された「死滅回游しめつかいゆう」についてご紹介!

「死滅回游」に関するルールや引き起こされた経緯と意味、目的、「伏黒恵ふしぐろめぐみ」の姉「津美紀ふしぐろ つみき」や呪術高専3年「秤金次はかりきんじ」、天使「来栖華くるすはな」など新たに物語に関わってくる参加者たちについて解説!

呪術廻戦 死滅回游 – 概要 (経緯 / 意味 / 目的)

「芥見下々」先生による大人気漫画「呪術廻戦」にて物語に大きく関わってくる最悪のゲーム「死滅回游しめつかいゆう」開催に至った経緯とその目的・意味をご紹介!

死滅回游の経緯

「呪術廻戦」のコミックス10巻より描かれた「五條悟ごじょうさとる」のかつての級友「夏油傑げとうすぐる」の体を奪っている人物が引き起こした一連の大規模テロ「渋谷事変」。

「渋谷事変」にて数々の窮地を乗り越えながらも宿敵「真人まひと」を一歩のところまで追い詰めた「虎杖悠仁いたどりゆうじ」だったが目の前に現れたのは渋谷駅地下にて「五條悟」を「獄門彊 ごくもんきょう」に封印し終えた「偽 夏油」。

「真人」の『夏油』という発言を聞き逃さなかった「虎杖悠仁」は「真人」にトドメ刺すのでなく「夏油 (羂索)」から「五條悟」が封印されている「獄門彊」を奪い返す事に目的をシフトする。

しかし、彼の使役する呪霊の力に既に満身創痍だったため手も足も出ない「虎杖悠仁」。

「真人」と共謀して返り討ちに合うかと思われたが「夏油」は『呪霊操術じゅれいそうじゅつ』で「真人」を取り込んだ。

「真人」を取り込み終えた直後、京都から加勢にきた京都校の「西宮桃にしみや もも」「加茂憲紀かも のりとし」「禪院真衣ぜんいん まい」「三輪霞みわ かすみ」が一斉に「夏油」へ奇襲を仕掛ける。が、実力が数段上の「夏油」に成功するわけもなく…。

『シン・陰流』を防がれた「三輪」は『うずまき』を打ち込まれそうになるが「日下部篤也くさかべ あつや」と「庵歌姫いおり うたひめ」が助けに入る。

時を同じくして「悠仁」との戦いの最中突然『存在しないはずの記憶』を見て取り乱し失踪した「脹相ちょうそう」が訪れ「悠仁」を弟だといい「夏油」に攻撃を仕掛けようとするがそれを阻止するべく「裏梅うらうめ」が割って入るというまさに混戦。

そしてここで「夏油」の体を操っていたのは『史上最悪の呪術師』『御三家の汚点』と言われた人物「加茂憲倫かものりとし」であることが判明する。

「裏梅」術式により氷漬けにされた面々のもとに次は本作に度々登場していたが謎に包まれていた特級呪術師「九十九由基つくも ゆき」が登場する。

「九十九由基」が現れるやいなや「加茂憲倫」と「九十九」の問答がはじまる。

その問答の中身というのは『世界から呪霊を無くす方法』についてというもの。世界から呪霊を無くすにはどの様な手段を取るにしろ人類をひとつ上の段階へと進める必要があるとのこと。

『呪力からの脱却』を説く「九十九」と『呪力の最適化』を説く「加茂」、二人の意見は対立する。『呪力の最適化』のプランには大きな穴があると指摘する「九十九」に対して「加茂」は『呪霊の居ない世界も牧歌的な世界も望んじゃいない』と言い捨てる。

そして「加茂」は取り込んだ「真人」の術式『無為転変むいてんぺん』によって、事前にマーキングしておいた千人の非術師に対して脳の形を術士の形に整えた。

「脳の形を術士の形に整える」というのはマーキング済みの非術師には、「虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者」と「吉野順平のように術式を所持していながら脳の構造が非術師の者」の2種類存在しており。それらの脳を「真人」から抽出した「無為転変」によって術師の脳に整える事で前者は器としての強度を、後者は術式を発揮する仕様を手に入れるように仕向けたとのこと。

この時に寝たきりだった「伏黒恵」の姉「津美紀ふしぐろ つみき」も「夏油」によるマーキングの被害者でマーキングの際に呪力に当てられて寝たきりになったと明かされる。

そして、「加茂」が『無為転変』を施して「呪術を与えられた者たち」を使って行おうとしていることこそ「死滅回游しめつかいゆう」なのである。

呪術廻戦 死滅回游 – 概要(意味/目的)

渋谷事変の後、自身の中に存在する「両面宿儺りょうめんすくな」が「伏黒恵」を使って何か良からぬことを企んでいると悟った「虎杖悠仁」は高専にはもどらず「脹相」と行動をともにし身を隠しつつ呪霊狩りを続けていた。

そこに「悠仁」処刑の任を受けた特級呪術師「乙骨憂太おっこつ ゆうた」が現れ一度「悠仁」を殺害。

そして、上層部に虚偽の報告をすることで匿い呪術界の近況を報告していた。そこに、「伏黒」が訪れ、姉「津美紀」が「死滅回游」に参加させられるということを知らされ、共に「死滅回游」に参加し「津美紀」を救出する覚悟を決める。

そして「夏油」もとい「加茂憲倫」の目的と「五條悟」が封印された「獄門彊」の封印の解き方を知るべく天元てんげん」の元へと向かう。

そこで「天元」から「加茂憲倫 (ここで加茂憲倫も数ある名の一つであり天元は羂索けんじゃくと呼んでいる)」が「死滅回游」を使って行おうとしている目的が明かされる。

「天元」から明かされた「死滅回游」の最終目的とは「天元と人類の一体化」であった。

11年前に「星漿体せいしょうたい」との同化に失敗した「天元」は進化してしまい人間ではなく呪霊に近い体の組成となってしまっていた。つまり「羂索」の『呪霊操術』の対象ということである。

「死滅回游」のために全国に10のコロニーが置かれておりそのコロニーは日本の人間を彼岸へと渡す境界を結ぶ結界へと繋がっており「天元」を取り込んだ後、「天元」と人類を半強制的に同化させるため、「日本にいる人間全員に呪いをかけて同化の前準備をしている」とのこと。

現段階で「天元」を取り込んだとしても、人類と「天元」の同化は高い確率で不完全に終わる。そこで「死滅回游」を日本各地に設けられた10箇所のコロニーで行い、日本の人間全員に呪いを施し呪力に慣れさせることで、同化の成功率が高まる。つまり「死滅回游」の最たる目的は、「天元」と人類の同化を確実に成功させ「人類の進化と呪力の最適化」をするための、前準備だということである。

呪術廻戦 死滅回游 – 総則 (ルール)

「羂索」の最終目的は未だ謎なものの『天元と親類の同化』という目的と『同化の成功率を上げるための準備』として「死滅回游」が行われるということが「天元」の解説によりわかった「悠仁」たち。

「同化の成功」に達するまで行われる(天元によると二ヶ月ほどとのこと)「死滅回游」には八つの総則(ルール)が設けられておりこのルールはこれ以上羂索に利益が偏ることはないとされておりそこに「伏黒津美紀」救出の糸口が在ると考えられる。

死滅回游の総則

呪術廻戦 死滅回游 – 泳者 (参加者 / 新キャラ)

「死滅回游」開催に当たりこれからの物語を握るキーパーソンとなるであろう参加者「泳者 (プレイヤー)」となる新たな登場人物をご紹介!

伏黒津美紀ふしぐろ つみき

「羂索」のマーキングにより寝たきりとなっていた「恵」の義理の姉で今回「羂索」が封印を解いたため目覚めることに。

呪術高専3年 秤金次はかり きんじ

物語序盤からその名は登場していた「秤金次はかりきんじ」、「五條悟」曰くその実力は「虎杖悠仁」「乙骨憂太」とならび将来自分に匹敵するとのこと。

ムラっけはあるがノッている時にはその実力は「乙骨」以上であるとも言われている。

天使 来栖華くるすはな

「五條悟」の封印開放が絶望的な中、天元様が提案した最後の案としてできてた人物。

「あらゆる術式を消滅させる」術式を持っており1,000年前の呪術師であるとのこと。

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芥見下々先生「呪術廻戦」原作コミックス情報

原作コミックス「呪術廻戦じゅじゅつかいせん」のあらすじ・表紙・サブタイトル・何巻はどこから〜どこまで?などの情報をまとめてご紹介!

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