宮崎駿監督が手掛けた不朽の名作アニメーション映画「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」のイメージボードを集めた『宮崎駿 イメージボード全集』が、2024年12月9日に2冊同時発売される。
作品の世界観をスタッフと共有するため、また、宮崎監督自身が作品世界を探るために描かれた「イメージボード」。
宮崎監督の手描きによるこのイメージボードを高精度スキャナーで読み込み、原画と変わらぬ色彩やタッチなどの風合いを可能な限り再現して収録した「イメージボード全集」が岩波書店より発売決定。
すでに関連書籍で紹介されている〈絵〉も高画質で掲載されるほか、未発表作品も多数収録されている。
第1弾には1984年公開の「風の谷のナウシカ」、第2弾には1986年公開の「天空の城ラピュタ」のイメージボードを収録。今後、「となりのトトロ」以降も順次発売され、「On Your Mark」、ジブリ美術館オリジナル作品、テレビアニメ作品ほか短編映画や初期作品のイメージボード集も発売予定!
宮崎駿 イメージボード全集 1 風の谷のナウシカ
「宮さん(宮﨑駿)にとって大事なのはやはり「ナウシカ」なんです。これが歴史です」(本書巻末掲載、鈴木敏夫インタビューより)。
雑誌『アニメージュ』の漫画連載として始まり、その後に映画化された「風の谷のナウシカ」(1984年公開)。
映画のために描かれたイメージボードやストーリーボード全131枚を、鮮やかに掲載。
宮崎駿 イメージボード全集 2 天空の城ラピュタ
「やることが決まっていたので迷いがないんです……イメージボード即ストーリーボードでした」(本書巻末掲載、鈴木敏夫インタビューより)。
宮﨑駿の小学生の頃の構想が映画に結実した、「天空の城ラピュタ」(1986年公開)。
キャラクターや風景、物語を想起させる小道具等、制作に先立ちその世界を描いた全142枚の絵を掲載。
プロデューサー – 鈴木敏夫さんのコメント
【「宮崎駿イメージボード全集」刊行に寄せて】
宮崎駿が映画を作る時の大きな特徴は、まずイメージボードを描くということだ。そのイメージボードのなかには映画に必要な情報、時間・空間・キャラクターの表情・性格・動き──すべてが描かれていて、こんなことができるのは宮さん以外誰もいないと教えてくれたのは、高畑勲だった。しかしこれまで宮さんの本格的なイメージボード集はなかった。今回の刊行をいちばん楽しみにしているのは僕かもしれない。
スタジオジブリ 鈴木敏夫
「宮崎駿 イメージボード全集」2024年12月9日 2冊同時発売!
風の谷のナウシカ 販売サイト | 【Amazon】商品ページ |
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天空の城ラピュタ 販売サイト | 【Amazon】商品ページ |
発売日 | 2024年12月9日 |
著者 | 宮﨑駿、スタジオジブリ |
価格 | 【風の谷のナウシカ】4,620円(税込) 【天空の城ラピュタ】5,280円(税込) |
関連リンク | 「宮崎駿 イメージボード全集」公式サイト |
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