「うしおととら」や「からくりサーカス」をはじめ、多くのヒット作品で知られる藤田和日郎先生の中編作品「黒博物館 ゴーストアンドレディ」が、劇団四季最新オリジナルミュージカルとして2024年5月よりJR東日本四季劇場[秋]にて上演される。
藤田先生が手掛ける「黒博物館」シリーズの第2弾として「モーニング」にて連載された「黒博物館 ゴーストアンドレディ」は、19世紀の欧州で、近代看護の礎を築いた“ランプを持った淑女”フローレンス・ナイチンゲール(フロー)と、“芝居好きなゴースト”グレイにまつわるファンタジックなラブストーリー。
今回の舞台化では、ミュージカル『ノートルダムの鐘』を手掛けたスコット・シュワルツ氏を演出に迎え、原作が持つ魅力を大事にした上で、「演劇」としての新しい魅力を追求するという。
なお、シュワルツ氏と劇団四季代表取締役の吉田智誉樹社長、そして原作者の藤田先生からはコメントも到着した。
劇団四季が紡ぎ出す舞台「黒博物館 ゴーストアンドレディ」2024年5月開幕予定。詳細は今後、公式サイトやツイッターにて発表される。
「黒博物館 ゴーストアンドレディ」スタッフコメント
演出 – スコット・シュワルツさん
初めてこのプロジェクトのお話を頂いた際には大変嬉しく感じました。
劇団四季と初めてご一緒した『ノートルダムの鐘』では素晴らしい時間を過ごすことができたため、今回、オリジナルの新作で再び日本の皆様とご一緒できることが楽しみです。
初めて原作の漫画を読んだ時、大変興味深くワクワクしました。
本作でまず大切にしたいのは、情熱的でロマンティックなラブストーリーであるということ。
素晴らしい楽曲の数々、ロマンス、冒険心、ユーモアに溢れた作品になります。
観に来ていただいたお客様にも何かインスピレーションを受けるような体験をしていただけたら幸いです。
劇団四季代表取締役社長 – 吉田智誉樹さん
かねてから四季オリジナル創作でご一緒したいと考えていたスコットさんと、本作の創作に取り組めることとなり、大変うれしく思います。
原作の本質的な部分を大事にしながら、「信念を貫くことの大切さ」「人生の価値とは何か」というメッセージを投げかける、四季らしい舞台にしたいと考えています。
近年、年に一本新作オリジナルミュージカルを上演してきましたが、コロナ禍を経て、オリジナル作品の重要性を改めて痛感しました。
本作も重要なレパートリーとなるよう、力を尽くしたいと思います。
原作 – 藤田和日郎先生
長いこと漫画を描いてきて、口を「え?」の発声のカタチのまま固まることがあるとは思いませんでした。 自作が「劇団四季」のミュージカルになるとは!
この作品はとんでもない幽霊が出ますし、激しいアクションシーンはもちろんのこと、もの凄い女性が途轍もない力で戦場を変えていきます。
これを本当にミュージカルにできるのでしょうか?
………………知りませんよう。演出のスコット・シュワルツさん、脚本の高橋さん(笑)
一方、この斜に構えたゴーストと信念のレディの心が交わる大変なお話を既に描き終わっております自分は、ただもうワクワクしながら、素晴らしい上演を待っておりますね。
ただし、
まだ口は驚きのカタチを残したまま。
「黒博物館 ゴーストアンドレディ」劇団四季が2024年5月より舞台化!
公式サイト | 特設ページ |
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上演場所 | JR東日本四季劇場[秋] |
上演時期 | 2024年5月 (予定) |
アクセス・地図 | Googleマップで見る |
スタッフ | 原作 : 藤田和日郎「黒博物館 ゴーストアンドレディ」(講談社モーニングKC刊) 演出 : スコット・シュワルツ 脚本・歌詞 : 高橋知伽江 作曲・編曲 : 富貴晴美 音楽監督 : 鎭守めぐみ 振付 : チェイス・ブロック イリュージョン : クリス・フィッシャー 装置デザイン : 松井るみ 衣裳デザイン : レッラ・ディアッツ 擬闘 : 栗原直樹 照明デザイン : 紫藤正樹 映像 : 松澤延拓 |
お問い合わせ | 劇団四季にお問い合わせください。 |
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© 藤田和日郎 / 講談社