ドラゴンクエスト (ドラクエ) 歴代ゲームを最新作までまとめてご紹介!

スクウェア・エニックスが贈る、日本を代表するRPG「ドラゴンクエスト」(ドラクエ) シリーズ。

まだ世の中に「RPG」 (ロールプレイングゲーム)というジャンルが広く知られていなかった1986年、エニックス(当時)の堀井雄二さんが生み出したファミコン用ソフト「ドラゴンクエスト」は、キャラクターデザインに鳥山明さん、音楽にすぎやまこういちさんを迎え、それまでにはなかった画期的なゲームとして徐々に人気を高めていきました。

続編「ドラゴンクエスト2 悪霊の神々」がさらなる話題を呼び、3作目の「ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…」は、発売日にはゲームショップ前に長蛇の列ができるほどの大人気タイトルに!

そして、不動の人気タイトルとして次々と続編が開発され、発売35周年を迎えた2021年には待望の最新作「ドラクエ12」が発売予定と発表!

今までもこれからも、世代を超えて愛され続ける名作ゲーム・ドラクエシリーズの作品を、初代から最新作までまとめてご紹介!

シリーズ初期の作品は最新ゲーム機やスマホなどに移植されているため、気になったタイトルがあったらぜひ遊んでみてください!

ドラゴンクエスト

記念すべき「ドラクエ」第1作! 伝説の勇者“ロト”の血を引く主人公が、世界を闇に包んだ悪の化身・竜王を倒すため、アレフガルドの地を旅する物語。

わかりやすいコマンド形式は既にこの第1作からほぼできあがっており、「ホイミ」や「ベギラマ」など個性的で覚えやすい呪文の数々も、この作品のものが現在のシリーズにも受け継がれています。

さらわれたローラ姫を救い出すのも冒険の目的の一つですが、実は姫をスルーしたままクリアしたり、リメイク版では姫を抱えたまま竜王を倒しに行くことも可能です。一度試してみては!?

ドラゴンクエスト2 悪霊の神々

第1作から100年後の世界。1作目の主人公とローラ姫の間に生まれた子どもたちの子孫である、ローレシアの王子・サマルトリアの王子・ムーンブルクの王女の3人が、邪神を崇める悪の大神官・ハーゴンから世界を救うべく旅に出ます。

マップは1と比べて大幅に広くなっており、特にファミコン版は「シリーズ最高難易度」とも言われる超ハードモード。ですが、本作からパーティでの冒険が導入され、仲間と力を合わせて敵を倒す、という新たな楽しみが生まれました。

サマルトリアの王子はファミコン版ではイマイチの能力でしたが、リメイク版でパワーアップ。冒頭にムーンブルク城の襲撃シーンが追加されていたりもするので、リメイク版をやったことがないという往年のファンには、ぜひプレイして欲しいところ!

ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…

発売日が平日だったにも関わらず、ゲームショップや量販店の前に長蛇の列ができた…という、社会現象を起こした大ヒット作品。「ドラクエ」の人気を不動のものとした1作と言える、革新的なゲーム「ドラクエ3」。

FC版はシリーズ初のバッテリーバックアップを採用し、これまでの「復活の呪文」からカートリッジへのセーブ方式に変わりました。

しかし、ちょっとした衝撃やファミコン本体との接触不良などでバックアップデータが破損してしまう悲劇が多発したことでも有名。呪いの音楽とともに画面に映し出される「おきのどくですが ぼうけんのしょは きえてしまいました」というメッセージがトラウマになった人は数知れず…。

ともあれ、自分でパーティの仲間を作成したり、途中で職業を変更できる「転職」のシステムが搭載されたりと、プレイヤーを飽きさせない様々な新要素を採用。最後に明かされるドラクエ1・2との関連も含め、まさに“伝説”となった1作でした。

今も根強いファンの多い本作は、HD-2D版のリメイクが発売予定。詳細は未発表ですが、家庭用ゲーム機向けに全世界同時発売を目指して開発中とのこと。今後の発表を楽しみに待ちましょう!

ドラゴンクエスト4 導かれし者たち

ドラクエ1〜3までの“ロト三部作”から世界観が一新され、オムニバス方式が採用されたシリーズ第4作。ここからドラクエ6までは“天空シリーズ”とも呼ばれています。

第1章から第5章までの5章構成となっており、主人公である勇者を操作できるのはなんと第5章になってから! 個性豊かなキャラクターの物語を楽しむことができ、とりわけ「トルネコ」を操作する第3章は、後にスピンオフ作品「トルネコの大冒険」が生まれるほどの人気に。

多数のキャラクターを入れ替えながら冒険する“馬車”や、作戦コマンドを指示するとキャラクターが自分で行動を決める“AI戦闘システム”も話題を呼びました。

ドラゴンクエスト5 天空の花嫁

「ドラクエ」ファンだけでなく、ゲームファンの間で今も語り草となっている究極の選択「結婚システム」を実装したことで知られる1作!

ゲームの中で主人公は幼なじみの「ビアンカ」と、お金持ちの少女「フローラ」のどちらを結婚相手として選ぶかの選択を迫られます。

この恐ろしいシステムを考案した、ドラクエの生みの親・堀井雄二さんは後年のインタビュー等で「大多数はビアンカを選ぶだろうと思っていた」と語っていますが、それならどうしてリメイク版の花嫁候補にデボラを追加したのか…。

とにかく悩ましい結婚が話題になりがちな本作ですが、他にも「モンスターを仲間にできる」という大きな特色も備えており、後のスピンオフシリーズ「ドラゴンクエストモンスターズ」の原点にもなった作品です。

ドラゴンクエスト6 幻の大地

主人公の住む世界(上の世界)と、幻の大地(下の世界)を行き来して冒険する、シリーズ屈指の広大なマップを誇る作品。

3に登場した「ダーマ神殿」が登場し、転職システムも復活。5から引き続いてモンスターを仲間にできるシステムも実装(※リメイク版ではスライムスカウトに変更)されており、非常に自由度の高い作品に。クリア後のおまけ要素もたっぷりで長く楽しむことができます。

主人公の夢から始まり、物語の中にも完全に明らかにならない部分が多いなど、全体が“幻”に包まれているような不思議な印象を受けるのが特徴的。なお、リメイク版で追加されたイベントで、ドラクエ4・5との繋がりも明らかになります。

ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たち

シリーズ初のPS版で、且つディスク2枚組という大ボリュームで登場!

「ドラクエ6」から5年ぶりの新作がPSで発売されるとあって、発売前から話題となっていた本作。普通にプレイしているだけでも100時間を超えるという凄まじいボリュームで、攻略のキーアイテムである“石板”を探しながら広大なマップを思う存分楽しめます。

モンスターを仲間にするシステムはなくなりましたが、代わりになついたモンスターを飼うことができる「モンスターパーク」を実装。他に、移動中や戦闘中に仲間と話せる会話システムが登場し、様々なキャラクターとのコミュニケーションが可能になりました。

ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君

対応ハードがPS2になり、ドラクエ初となる3Dが採用された作品。後に「レイトン教授」シリーズや「妖怪ウォッチ」などの大ヒット作品を手掛ける「レベルファイブ」のドラクエ初参加作品でもあります。

戦闘やイベントシーンは、3Dになったことでますます迫力ある出来栄えに。さらに、アイテムを自分で作り出す“錬金釜”も実装され、強力なアイテムを自分の手で作る楽しみも生まれました。

さらに本作では、これまでの「職業」のシステムが撤廃され、獲得したポイントを振り分けるスキル取得制を導入。これによってさらにキャラクターメイキングの自由度が上がり、以後のシリーズにも少しずつ形を変えて継承されていきます。

なお、3DSのリメイク版では、ドラクエ初のフルボイス化を実施。新ダンジョンや新イベントも追加されています!

ドラゴンクエスト9 星空の守り人

「すれちがい通信」により爆発的にヒットした、正式ナンバリングタイトルでは初となるDS作品。

ナンバリングにしてはメインストーリーは短めに感じますが、ドラクエ9の本編はクリアした後に始まると言っても過言ではないやりこみ要素が魅力! すれちがい通信を使うと、各地で見つけられる地図を交換することができ、中にはキングメタルスライムばかりが現れるレアな地図も。出かける時には必ずDSを持ち歩いていた、なんて人も多かったのでは?

生みの親である堀井さん自身もDSを持って秋葉原へ足を運び、すれちがい通信を楽しんだのだそう。

本作はまだどのハードにも移植されていませんが、もし持ち運びしやすいスマホ版でリメイクされたら、レア地図探しがますます加熱するかも?

ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族 オンライン

「ドラクエ」シリーズ初にして、現在まで唯一のオンライン向けRPG。継続的にバージョンアップが行われており、2021年6月現在でVersion5まで配信。2021年夏にはver.5の完結編となるVersion5.5、さらにその後にはVersion6の配信も予定されています。

Wii版の配信は終了していますが、Wii U、Windows、PS4、3DS、スイッチ等、様々なプラットフォームで遊べるのも魅力の一つ。しかもクロスプラットフォームなので、どのハードとも連携が可能です。

ドラクエらしい世界観でオンラインプレイを楽しめるので、多人数でドラクエの世界を味わいたいという人にオススメ!

さらに、2022年にはスタンドアローンのオフライン版も発売が決定。オンライン版とは異なりデフォルメされたキャラデザインで、さらに「ドラクエらしさ」が強くなっているとのこと。こちらも詳細発表を楽しみに待ちましょう!

ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて

ドラクエシリーズ30周年の集大成となった「ドラクエ11」。PS4版と3DS版が同時発売され、基本ストーリーはどちらも同じでありながら、ゲームシステムが大きく異なるという仕様が話題に。

シリーズ全てを包括するような壮大なストーリーと魅力的なキャラクターたちは、「まさにドラクエ!」といった王道中の王道。さらに、要所要所で歴代シリーズを彷彿させる仕掛けや伏線が張り巡らされており、ドラクエファンなら必ず楽しめる一作です。

2019年にはキャラクター毎の新シナリオやボイスを追加し、さらにPS4版と3DS版それぞれのオリジナル要素が入った「ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めてS」を発売。今から遊ぶならこちらがオススメです!

ドラゴンクエスト12 選ばれし運命の炎

2021年5月27日、ドラゴンクエストシリーズ35周年を祝うオンライン配信の中で、ついに発表された最新作「ドラクエ12」。

これまでのシリーズとは一線を画したダークな印象のロゴデザインを見てもわかる通り、「大人向けのドラクエ」を目指しているとのこと。

また、堀井さんの口から「選択を迫られる」「自分の生き方を決めることになる」などのワードも語られており、どのようなストーリーになるのか期待が膨らみます…!

詳しい情報は今後、公式サイトやツイッター等で発表予定。お楽しみに!!!

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詳細は公式サイトをご確認ください。
※記事の情報が古い場合がありますのでお手数ですが公式サイトの情報をご確認下さい。

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この記事を書いた人

コラボカフェ編集部 (Nagi) (全5985件)

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