ビッグコミックスピリッツにて連載された「魚豊」先生による人気漫画「チ。―地球の運動について―」と、ロックバンド「amazarashi」が贈る“往復書簡プロジェクト”「共通言語」第2弾として、「チ。」最終巻 第8巻が発売される2022年6月30日にamazarashiの新曲「カシオピア係留所」がリリースされる。
往復書簡プロジェクト「共通言語」は、「チ。」の原作者・魚豊先生がファンを公言しているロックバンド「amazarashi」と、amazarashiの ギター & ボーカルを務める秋田ひろむさんが「チ。」の愛読者だったという縁から始動。
プロジェクトの第1弾では、2022年4月13日に発売されたamazarashiのアルバム「七号線ロストボーイズ」収録の楽曲「1.0」をテーマにしたイラストを魚豊先生が描き下ろし、このイラストをモチーフとしたミュージックビデオが制作された。
「チ。」最終巻 第8巻の発売に併せて公開される第2弾では、amazarashiの新曲「カシオピア係留所」をイメージして魚豊先生がジャケットアートを描き下ろし。リリース日にはMVも公開される予定。
“往復書簡プロジェクト”第2弾の公開にあたり、秋田ひろむさんからはコメントも到着している。
往復書簡プロジェクト「共通言語」第2弾 アーティストコメント
amazarashi ギター & ボーカル – 秋田ひろむさん
カシオピア係留所のMV用に歌詞にこめた意味というか、「チ。」をどう解釈したか チ。の壮大な物語に主題歌的なストーリーに沿った歌を作るのは無理だと思った。
完全に負けたと思った。 「信念に従い行動し、それを受け渡す」という主題だと解釈したが、それは書き手自身の信念にも感じられた。
創作の覚悟や執念。最終巻は発売前の原稿を見せてもらったが、セリフの推敲の跡などをみてもそれらを感じた。 そしてそれらは僕自身の創作の苦労と似ていると気付いた。なのでそういうことを歌にしようと思った。
チ。の主人公たちと魚豊さんと、僕とに共通するのは「痛み」と仮定した。
そこだけは分かりあえるのでは?と思った。
amazarashiは海外のファンもいるが、言葉は通じなくても「痛み」を通じて理解しあってる、と感じることがよくある。 チ。は歴史の物語だが、「痛み」は時代も超えるのだろうと思う。
『この世にあるほとんどのものが 成し遂げた奴らの血の跡としたら』という歌詞は魚豊さんがインタビューでそういうことを言っていたので、思いついた。
魚豊さんの成し遂げたものから受け取って、僕の信念で作り、次に手渡す、というような想いで作りました。
『チ。』往復書簡プロジェクト第2弾「カシオピア係留所」6月30日リリース!
公式サイト | 特設ページ |
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リリース日 | 2022年6月30日 |
アーティスト | amazarashi |
関連リンク | amazarashi 公式サイト |
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