第51回日本漫画家協会賞の受賞作品が2022年5月20日に発表され、コミック部門の大賞を野田サトル先生による「ゴールデンカムイ」が受賞。カーツーン部門の大賞には塵芥居士先生の「丁寧な暮らしをする餓鬼」が選出された。
さらに、コミック部門・カーツーン部門 大賞の他、まんが王国とっとり賞や土佐賞、文部科学大臣賞も発表されている。
第51回日本漫画家協会賞 各賞受賞作品
2022年5月20日に発表された「第51回日本漫画家協会賞」では、コミック部門の大賞を野田サトル先生「ゴールデンカムイ」、カーツーン部門の大賞を塵芥居士先生の「丁寧な暮らしをする餓鬼」が受賞した。
「ゴールデンカムイ」の受賞理由について、選考委員からは「これまで漫画ではほとんど描かれることのなかった「アイヌ文化」を、エンタテイメントとして真摯に作品世界に取り込み、広く関心を集めたその功績を感謝と共に評価します。」とのコメントが発表された。
また、「丁寧な暮らしをする餓鬼」の受賞については「餓鬼なのに何か絵や仕草が可愛い。アイロンをかけたりスーパーで買い物したり。頑張ってねと、つい声をかけたくなります。」と、題材と内容のギャップの良さが選考理由となったことが語られた。
さらに、まんが王国とっとり賞は、SNSで話題沸騰となったタイザン5先生の「タコピーの原罪」が受賞。まんが王国・土佐賞は、今年92歳になるひとコマ漫画家・坂井せいごう先生による「渡る世間は面白い」が受賞した。
そして、文部科学大臣賞には、「ゴルゴ13」で知られるさいとう・たかを先生と、さいとう・プロダクションの劇画普及の功績が選ばれた。
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