マンガ文化に大きな足跡を残した手塚治虫先生の業績を記念する「第25回手塚治虫文化賞」が2021年4月28日に発表され、最も優れた作品に贈るマンガ大賞はモーニングに連載された「山下和美」先生の「ランド」に決定!
「ランド」は、2014年3月から2020年7月まで連載。しきたりに縛られた山間部の村に生まれた少女「アン」の生きる姿を描いた作品で、審査員から「現代の抱える多様なテーマを抱えながら高らかな人間賛歌となっている」と支持を集めての受賞となった。
また、新生賞は「山下鐘人」先生原作「アベツカサ」先生作画による「葬送のフリーレン」が「冒険の終わりから物語が始まるのがユニーク」との評価を受けての受賞。
さらに、社会現象を生み出した功績を理由として、「吾峠呼世晴」先生の「鬼滅の刃」が朝日新聞社による特別賞を受賞。短編賞を「野原広子」先生の「消えたママ友」と「妻が口をきいてくれません」が受賞した。
打ち切り免れ、長編に 手塚治虫文化賞・大賞「ランド」:朝日新聞デジタル https://t.co/gd9oAo2TRf #手塚治虫文化賞
— 山下和美(「ランド」全11巻発売中 ) (@kazumiyamashita) April 28, 2021
朝刊に第25回手塚治虫文化賞。特別賞(マンガ文化の発展に寄与した個人・団体)には、吾峠呼世晴『鬼滅の刃』(集英社)、「幅広いファンを獲得し社会現象を巻き起こした作品の力に対して」に贈られます。おめでとうございます。朝刊には描き下ろしイラストも。#手塚治虫文化賞 pic.twitter.com/CyeOPQ99l5
— 朝日新聞社CSR推進部 (@asahi_csr) April 27, 2021
第25回手塚治虫文化賞 マンガ大賞の概要
公式サイト | 特設ページ |
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受賞作 | 【マンガ大賞】「ランド」山下和美 【新生賞】「葬送のフリーレン」山下鐘人 / アベツカサ 【特別賞】「鬼滅の刃」吾峠呼世晴 【短編賞】「消えたママ友」「妻が口をきいてくれません」野原広子 |
関連リンク | 「ランド」公式サイト |
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第25回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」を山下和美先生の『ランド』が受賞‼️山下先生の画業40周年を記念し、今年4月に開催された個展のカタログやグッズなどを発売中です✨その軌跡をご堪能ください🌟
<商品一覧ページ>https://t.co/w5pKkPDo9E#手塚治虫文化賞 pic.twitter.com/Noy4YO0JV7
— ヴァニラ画廊 (@vanilla_gallery) April 28, 2021
アンケートが悪く、3巻で打ち切りと言われたので、よっしゃそれなら1巻分分厚くすれば少しでも描きたいことを多く描けると、当時の担当さんと苦肉の策で出したのが、ランドの1巻目でした!
— 山下和美(「ランド」全11巻発売中 ) (@kazumiyamashita) April 28, 2021
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